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 農業者の方へ  消費者の方へ
  1. 付加価値のつく農業がしたい!
  2. 自然栽培について知りたい!
  3. 有機農業のかかげる本来の永続可能で他から持ち込まない農業スタイルを確立したい!
  4. 有機農業をやっているが、虫・病気はなくならない!
  5. 果樹の樹勢が弱って、樹を植え替えるか、切ってしまおうかと悩んでいる。
  6. 価格の変動がはげしく、生活が不安定で困っている。
  7. 隔年結果は当たり前だと思っている。
  8. 肥料や農薬に頼らず、果樹を栽培するのは不可能だと思っている。
  9. 環状剥皮で樹勢を弱めず果実の糖度を上げたい!
  1. マクロビオティックの創始者、桜沢如一氏の説く食養法の原点を知りたい!
  2. 生産者じゃないけど、自然栽培の具体的なことを知りたい!
  3. 自然栽培の作物を食べて感動した。そのおいしさの訳を知りたい!
  4. 土と身体、自然の摂理を知りたい!
  5. 無農薬で果樹を栽培してみたい!
  6. 庭の樹が、病気で困っている!
  7. 日々の食卓が、いのち溢れる食になるためには、なにが必用なのかを見つめたい! 
  8. 自然栽培の生産者はどんな人か知りたい!
  

今の農業において
無農薬は無理だと考える方がほとんどかと思います。
ごもっともなご意見だと思います。

考えてみれば、農薬や肥料無くして今の日本の食はまかないきれません。
まして、農業技術は進化し、品質としても海外からも評価を得る農産物も少なくありません。

一方で農業はやむを得ず、環境や農業者・消費者の健康に負荷をかけてきていることも事実です。

もし、環境の破壊を最低限に抑え、農業者・消費者の健康への負荷も少なくして、
無農薬、無肥料で作物を栽培することができるとしたら、だれもが取り組むことだと思います。

しかし、今だに日本中に広まるまでにはいたっていません。
それにはそれなりの理由があることと思います。

それでも結論からいうと
肥料・農薬を使わずとも
農業を営むことができています。
これは、一方での事実です。

ただし、「ただ肥料・農薬を使わない」というだけでは、うまくいかないことがあります。

今回私たちがご紹介するのは
そうした歴史的背景も含めて、30数年におよぶ技術研鑽を体系化したDVDとなっています。
自然栽培全国普及会、関東ブロック大会2014の果樹を主体としたセミナーの講義をDVD化し、
みなさんにお伝えさせていただこうと考えました。
農業者の方はもとより、多くの人にとって示唆に富む内容だと感じたからです。

農業は食の源。人と自然が関わり、いのちがつながれていく尊い産業です。

肥料を使わないことで
植物本来のもつ、生理が機能して病気にも強くなることがあります。
結果、無農薬にも近づいていくのです。

自然の摂理に学び、大切にして、順応する農業。
植物と土の本来の偉力を引きだし、本来の食を求める農業。
結果として無農薬、無肥料での栽培が実現します。

私たちが「自然栽培」と呼ぶこの農業のエッセンスを
今回は、果樹技術を主体にしつつ、理念・原理原則・実技を網羅し、
5枚のDVD約470分にまとめました。

その内容を下記のようにお知らせします。買う・買わないに関わらず、これからの地球、自然、食、子孫を思う多くの方々にご一読いただければと願っています。
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  スケジュールと目的
 第2部
自然栽培の意義と取り巻く現状
    ナチュラル・ハーモニー代表でもある河名秀郎が、
    自然栽培の本質と意義をさまざまな視点からお伝えします!
            講師 河名 秀郎    自然栽培全国普及会 副会長 / 株式会社ナチュラル・ハーモニー代表取締役 


マクロビオティックの創始者、桜沢如一氏が説く食養法の本質とは!?
栄養学の概念を一端、白紙にして自然や植物、人体にそもそも宿る力、仕組みを見つめなおす投げかけです。自然栽培が捉える摂理をさまざまな角度から、河名の知見をお伝えします。あくまで個人の知見ですが、自然栽培をひもとくヒントがあります!
TOPIC
  • 元素転換とシュタイナーと自然栽培のつながりがわかる!
  • 栄養学の概念を一端外すことの大切さがわかる!
  • 病気に苦しむことなく生活するために生命力のある食べ物をとる意味とは!?
  • 肥料や農薬に頼らず育つことのできる野菜やお米やいきもの、その生命力が、身体をつくる
  • マクロビオティックの創始者、桜沢如一氏が説く食養法の本質とは!? 桜沢氏のいう「主義や戒律や規則ではなく、人間的な小さな立場をすてて大きな環境、それは時間と空間の世界、すなわち生物学的世界以上の無限の物理的世界、生命以上の世界を認識、体得すること」という言葉をひもとく。
  • いい菌、わるい菌はない、その意味とは!?
  • 自然資本主義経済において自然栽培が注目されている意味とは!?
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  第3部
自然栽培の理念・原理原則・技術と歴史
    肥料・農薬に頼らず、自然栽培30年以上の経験値を知ることができる!
    技術だけでなく、その技術が生まれた背景を知ることが、あなたの場で成功する上での必須条件となります。
            講師 高橋 博     自然栽培全国普及会 会長 / 自然農法成田生産組合 理事


自然栽培の歴史。なぜ今まで広まらずに来たのか。その歴史をひも解きます。そして過去に使われた肥料・農薬を取り除き、土の力を発揮させる取り組みについて語ります。肥料や農薬に頼らず、作物が育つ秘訣は土とタネの「肥毒」の解決にあります。「肥毒」とは聞きなれないことばで、少し尖ったことばに聞こえるかもしれません。過去に使用した肥料や農薬が、自然栽培の作物を育てる土においては、バランスを崩すもとになっていると説かれています。そもそも土にそなわる植物や作物の育つ力を引きだしていくために、取り除いていくことをもっとも意識していきます。36年の実践を知ることができます!
TOPIC
  • 自然栽培の理念・原理原則から紐解く技術とは
  • 自然栽培の歴史に学ぶ、もう失敗を繰り返さないために!
  • 自然栽培で成功する秘訣とは!
  • 肥毒を確かめて10年、土を掘って確かめる意味とは!?
  • 団粒化を促進するための土づくりとは!?
  • 土づくり・タネづくり・人づくり その意味とは!?
  • 種の肥毒を抜く!その意味とは!?
  • 田んぼは田んぼ、畑は畑、山は山、それぞれをたて分ける意味とは!?
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 第4部
植物ホルモンを生かした自然栽培とは(講義編)
   整枝剪定の方法によって植物がそもそも持つホルモンが活性化し、植物は十分に生育結実する!
   そのことを実証し続けてきたユーモアあふれる体験談に学ぶ。
            講師 道法 正徳     自然栽培全国普及会 中国・四国ブロック長 / 同左、果樹部門講師     株式会社グリーングラス代表取締役
 

広島県果実農業協同組合の技術指導員として活躍する傍ら、実家である広島県豊浜町にある豊島という小さな島へ渡り実家の果樹園を耕作してきた。農業現場での実体験を通じ、肥料を入れることが病気の原因であり果樹は肥料で育つのではないことに気づき実践をはじめる。植物ホルモンを活かした自然栽培で実績は多数。農学の逆をいく剪定技術を各地の農家に熱血指導している!
TOPIC
  • どうしたら樹は元気になるのか!?肥料を使わずに樹を元気にする方法がある!
  • 果樹の成長促進剤として開発されている多種多様の植物ホルモンは、全て植物にもともと備わるホルモン!整枝剪定によって植物が本来持つ植物ホルモンを活性化し肥料・農薬を減らしながら、最終的には使わなくても果樹が元気に育つようになる。その内容がわかる!
  • 肥料よりも植物ホルモンのはたらきによって樹は育つことがわかる!
  • 微量要素欠乏は根っ子が傷んだ時におこる!その意味とは!
  • 立ち枝を残す剪定技術の意味と訳がわかる!
  • チッソがジベレリンを活性化し、成長抑えるホルモンがなくなり樹が伸びる。その訳とは!?
  • 一番伸びるのは窒素がなく、ジベレリンを活性化させたとき。窒素が栄養源ではない!
  • チッソはエチレンの生成を抑え、エチレンが持つ植物の防御応答を誘導する機能を抑制してしまう。つまり植物が弱くなってしまうことがわかる!
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第6部
 植物ホルモンを生かした自然栽培とは(ほ場実践編)
    枝を上に向けることで元気になり自分で根っこをつくる。土の環境を整える前に、まず元気な枝作り。
    木が元気になると自然に農薬や肥料を減らすことができ、最終的に自然栽培にたどり着く
            講師 道法 正徳     自然栽培全国普及会 中国・四国ブロック長/ 果樹部門講師 / 株式会社グリーングラス代表取締役 


自然栽培の実践で得てきたことをあますところなく聴くことができます。かいよう病の接ぎ木の実験の現場を見ることができます。道法氏も、自然栽培レモンが かいよう病にかからないという衝撃的な体験をされており、そこから自然栽培への歩みを加速させられたのです!環状剥皮や剪定、収量を落とさない側枝の更新、ジベレリンを活性化しすぎない剪定方法、苗木の仕立て方、切り上げ剪定を学べます。梅・キウイ・レモン・みかんを題材にさまざまなお話をお伝えします。
TOPIC
  • 整枝剪定 切り上げ剪定のメリットとは!?
  • 環状剥皮で樹勢を弱めなくても、糖度の上がる剪定とは!?
  • 過剰な窒素は、アンモニアとして古い枝、横枝に残る。その枝を切り落とすことができる
  • 立ち枝を切ることで全国のみかんが2年に1回しかなっていないことがわかる!
  • 肥料を与えるより育つ、苗木の仕立て方がわかる!
  • キウイフルーツの剪定、ぶどうも一緒、つる性果樹の剪定方法がわかる!
  • 花を増やさないようにする剪定の意味 開花調整が重要!
  • 寄せて上げて1本!光を当てる剪定から樹勢を活かす剪定へ!
  • 梅の木をつかって実践、樹勢をまし、開花を調整する整枝剪定の実演が見られる!
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 第6部
かいよう病が伝染しなかった健全なキウイづくり(ほ場解説)
    かいよう病のキウイの接ぎ木の現場の映像をご覧いただけます。
    ヘアリーベッチや草のマルチにより、土は驚くほどやわらかい。石綿氏の現場の軌跡を知ることができます。
            講師 石綿 敏久  自然農法小田原普及会会長 / 小田原有機農法研究会会長 / 小田原有機の里づくり協議会 副代表理事 


自然栽培30年の実践に学び確認できる!
かいよう病の感染実験、ヘアリーベッチの地域導入による除草剤の使用削減、小学校での課外授業など数々の実践をつづけ、キウイフルーツを中心に有機栽培から自然栽培へと進化し、地域をけん引してきたその実績を知ることができます。その年数のエッセンスを吸収できるかどうかはあなた様の受け入れる姿勢次第です。疑いながらも、素直に畑で起きているできごとを見ていただければ、あなたが拾わずにはいられないヒントがあふれていると思います!
TOPIC
  • かいよう病の枝を接ぎ木しても感染しなかったキウイフルーツの木とは!?
  • かいよう病は治す薬がない。感染力が強く、かいよう病でつぶれた産地もあるほど。自然栽培の樹には感染しないという確信から行った接ぎ木実験。3年続けても感染しなかった。
  • かいよう病は人間がつくり出した病気。その意味がわかる!
  • 見た目は変わらないが、内容は全く別物のキウイがこれ!
  • キウイフルーツの収獲量は、1.5トン/反、一般栽培2トン/反。農薬・肥料の手間もないコスト削減の農法が見れる!
  • 大雨が降っても雨水は表土を流れず、地下へ染みていく。踏みつけてもひと夏で元へ戻る土。1.5m以上の棒が刺さるやわらかい土の現場を映像でみれる。。
  • 適地適作の重要性とは!?
第6部
自然栽培ほ場での土壌調査について   
     自然栽培を取り組むにあたって、土を掘ってその土質、腐植具合、団粒の様子、植物の根の張り、畑の歴史、 もともと畑だったのか、田んぼだったのか、山だったのかを自分の目で確認することが基本となります。そして過去に使用した農薬や肥料を以前の耕作者に確認することも大切にしています。  
          解説 高橋 博 /瀧澤 憲治 自然栽培全国普及会 事務局/ナチュラル・ハーモニー農産本部

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 第7部
特典映像
暮らし手、小学生向けの自然栽培おもしろ講義
    食べる人や小学生にこそ、伝えたい!里山の再生、学校給食、小学校での稲作授業など地域の活動にも
    積極的にかかわる石綿氏のわかりやすいお話です。自然栽培ならではの映像を見ることができます。
            講師 石綿 敏久  自然農法小田原普及会会長 / 小田原有機農法研究会会長 / 小田原有機の里づくり協議会 副代表理事 

小学校の授業で行う稲作づくりを請け負い、忙しい最中、地域の教育にも貢献されています。その他、レモンや梅も少々栽培されています。自然栽培のここまでの道のりと、自然栽培を通して学んだことを実例をベースにわかりやすく伝えいただきます。  
TOPIC
  • 農薬を使って体を悪くした経験が動機となってはじめた自然栽培。その経験をお伝えします。
  • お茶工場で働いていたとき、自然栽培のお茶を飲んで驚いたこととは!?
  • 自然栽培に出会い、30数年前、みかんづくりをはじめる!
  • かいよう病の実際がわかる!
  • 時代の移り変わりを感じる30年。逆流の軌跡を語る!
  • 自然栽培のキウイを好んで食べるこどもたちに学ぶ!
  • 自然栽培の田んぼの持つ地熱とは。雪解けが早くなる姿がわかる!
  • 自然栽培の田んぼに返ってくるカモ・トンボ・クモなどの小動物たち
  • 5年をメドに収穫量があがる田んぼをグラフで読み解く!
 第7部
自然栽培基準について
     自然栽培の基準は農家をしばるためのものではなく、取り組む農家がこうやればうまくいくということを形にしています。消費者に約束することを優先するのではなく、農家の現場がうまくいくことを共有できるものにすれば、結果、消費者を裏切ることはないというスタンスで運用しています。その詳細を簡単にお伝えしています。
            解説 田辺 寛雄 自然栽培全国普及会 事務局/ナチュラル・ハーモニー取締役
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この大会に参加する意義!
1

自然栽培の原理を人間の身体に置き換えてわかりやすく解説しています。技術は人と畑と作物の数だけ多用にあります。全国各地で気候風土、これまでの歴史、取り組む人の条件が違うのです。しかし、根本となる捉え方をつかめれば、自分の田畑、生活においてどのように実践し、どのような技術を応用するかが見えてきます。つまり自分の田畑を先生とする自然規範がつかめてくるのです。そのためにひとつには、自然の摂理を自らの身体に置き換えて考え直してみます。樹木に植物ホルモンがあるように、人のからだも、必要以上に栄養を取らなくても、必要なものをつくり出す機能があるといいます。シュタイナー、元素転換、マクロビオティックにまで話はおよびます。いい悪いではなく、あくまで一つの知見・仮説としてあなた様の自然規範のヒントにしていただければと思います。→Disc.1

 
1
失敗から学べる!
先駆者の失敗にこそ、最大のヒントがある。先駆者の30年間の失敗と学びをあなたのものとし、次のステップに向かっていただきたいのです。4〜5年もしく は10年、残存する肥料で農作物ができることもあります。10年経って土が抱えていた「肥毒」を吐き出す力を持つこともあります。その場合、植物を通して病気や虫として吐き出されます。できると思って面積を増やせば、急に病気が出て、経営的窮地に追い込まれることも。慎重に土作りをしながら、ゆっくりと面積を拡大していくことが望まれます。そのためにどんな理由で、どんな土作りをしていく必要があるのか具体的に知ることができます。→Disc.2
 
1
35年の艱難辛苦を乗り越えた、理念、技術体系、経営について学べる。
自然農法成田生産組合の高橋博氏は自然栽培歴35年。肥料や農薬を使わずに、病気と虫、収穫量、草の3つの課題を克服。収量と販売を組み立て、いかに経営を成り立たせるか。「価値を生む農家」のための自然栽培的な経営、基礎となる土づくり、その技術の元となる理念・原理を徹底講義!→Disc.2

 
1
日々、進化する剪定とは……!?
切り上げ剪定が樹の吸い上げた過剰な肥料=アンモニアを取り除いてくれる。アンモニアを肥毒の一つと捉える道法氏。常識の逆をいく植物ホルモンを生かす剪定により、樹勢がよくなり肥料に頼らずとも、樹は元気に実を実らせる。道法 正徳氏の剪定技術を自然栽培に取り組む多くの方が知るところとなりました。しかし、常に技術は進化しています。今回は石綿氏のほ場で、日々進化する自然栽培流切り上げ剪定についてお話いただいています!→Disd.3 Disc.4

 
 1    
肥料を与えるより育つ、苗木の仕立て方がわかる!
寄せて上げて1本!ある農家が、苗木を支柱に強く縛って仕立てたところ、やたら成長が早かったのを見て、驚いた道法氏。その理由をたどっていくプロセスで植物ホルモンの存在を知る。そして植物ホルモンを活かした整枝剪定に辿り着きます。農業者が幸せになるために……!道法氏が飲むといつも口にされる言葉です。普及員時代に左遷されようと何しようと本当のことを言い続けてきたその実践を時間の許す限りお伝えしています。→Disc.4

 
 
石綿氏の自然栽培キウイフルーツの収穫量は!?
一般や有機栽培で1反(300坪)あたり2トンのところ1.5トン収穫できている。肥料・農薬を使わなくて済むのでこの収獲量でも十分、経営としても成り立っている。新規就農者には一般の農業を知ることも大切だと説く石綿氏。農園へは海外の有機団体や日本の国会議員も視察に訪れるようになってきた。むかしは信念が強くなければできなかったが、今は大きく世の中の認知が変わってきていると実感している。これからの農村を守るためにも自然栽培の重要性を説いている。→Disc.5

 
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 この大会に参加する意義!

キウイフルーツの樹が全滅するといわれる「かいよう病」。感染力が強いので有名ですが、自然栽培キウイフルーツの樹に、かいよう病になった樹の枝を接木しても、感染しないことを石綿敏久氏は体験されました。
自然栽培を始めて、肥料や農薬が樹の生命力を弱めていると実感した石綿氏は、肥料を使わない自然栽培の樹の生命力を実感していました。そんなとき、自然栽培10年目のころ、かいよう病に感染したキウイの枝を思い切って自分のキウイに接木してみたのです。結果、感染はしませんでした。写真はその再現を2014 年にされたものです。「肥毒」のない環境で育つキウイの健全な樹には「かいよう病」も感染しないという石綿氏。その実際についてDVDでもお伝えしています。
※肥毒……肥料や農薬など本来の土には含まれない物質が、土の本来の力を遮断している状態、または遮断している物質をさす。


■ 300年つづく農家

石綿さんは、神奈川県小田原の地で300年以上続く農家の15代目。日本で初めて自然栽培のキウイづくりに成功した先駆者のひとりです。「虫や病気の原因 は肥料なのではないか」ということを他の病気でも実感していた石綿氏。その確信を深めるために「かいよう病」に感染してしまったキウイの枝をもらってき て、元気な自然栽培キウイの樹に接ぐという大胆な実験をしてみたのです。


神奈川県小田原市の石綿氏 自然栽培キウイフルーツほ場

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/ishiwata/3/test.jpg

石綿さんがしたキウイフルーツの瓶詰実験 左から自然栽培・有機栽培・一般栽培 


■ かいよう病の感染力 VS かいよう病にかからない樹

一般栽培において、かいよう病にかかった枝を切ったハサミで健康なキウイの枝を切ると、それだけでも感染してしまうほど感染力が強い病気です。時には畑 を全滅させてしまうこともあるといわれます。果樹栽培のことを知っている方なら、「そんなことをしたら病気がうつってしまうじゃないか!」と驚かれるはず です。しかし、実験の結果、石綿さんの想像通り、自然栽培のキウイの樹は、かいよう病にかかった枝を何度接木してもまったく病気にならなかったのです! 「1回だと確証できないから、2年目、3年目と3回接いでみたんだけど、この樹は今でも元気でね。毎年しっかり実をつけてくれるんだよ」と石綿さん。「あの実験のお陰で、かいよう病の原因は、肥料を与えられて樹が弱っているからだと確信できた。人間だって、不自然なものばかりたくさん食べていたら身体が 弱って病気になるだろう? キウイもそれと同じ。樹が健康なら、病気にはならないんだ」と語ります。ただし、あなた様がただ肥料・農薬を使わないだけで、石綿さんのまねをしたとしても、違う結果が出る場合もあるのです。その違いは何なのか。自然の摂理と樹木の生理、植物ホルモンを活かす剪定技術についてぜひともこのDVDでお伝えさせていただければと思います。


■ 奇しくも同じ経験をした二人のセッション

自然栽培全国普及会、中国・四国ブロック長の道法氏も広島果実連の普及員をする傍ら、自らの園地でレモンの栽培をされていました。レモンにおいても「かい よう病」は重大な病気です。1997年、たまたま肥料・農薬を使わなかった園地のレモンにまったくかいよう病が見られなかったことに衝撃を受けた道法氏 は、無農薬無肥料こそが向かうべきところだと自然栽培のレモンづくりを始められました。今回、かいよう病で同じ体験をもつ果樹のエキスパート道法氏と石綿 氏。石綿氏の畑で、キウイ、梅、ライムを例にとって、ワクワクする実演会の映像になっています!
 

■ その他の石綿さんの園地で確認できる事実!

石綿さんは、ヘアリーベッチを地域で先駆的に普及し除草剤の使用を減らす取り組みをされてきました!石綿さんの畑の土はふかふかで1m以上棒がスッポリと突き刺さります。


■ 肥毒について

実践を続ける中で「肥毒」の意味がひしひしと、わかるという石綿氏。肥料が植物の生命力を奪っていたと実感しています。道法氏は肥毒のひとつは窒素であ り、樹木の中にはアンモニアとして蓄積していると捉えています。アンモニアは細胞を壊死させてしまうことは科学的にも語られているところです。切り上げ剪定をすることで樹木の中のアンモニアをより早く抜いていくことができるといいます。   


畑に棒を突き刺す石綿氏
 
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スケジュールと目的 
 講師氏名(敬称略) 紹介 
河名 秀郎
自然栽培全国普及会 副会長 ナチュラル・ハーモニー代表 1984 年〜
自然栽培農家で研修した後、引き売りから流通を立ち上げる。医者にもクスリにも頼らない生き方を提唱。自然栽培と天然菌のパイオニア。卸売業、自然食品店、自然食レストランを手がけている。衣食住におけるナチュラルライフを提案するショッピングスペース「ナチュラル&ハーモニックプランツ」を運営。自然に学ぶ生き方を提唱した「ナチュラル&ハーモニックスクール」を展開。自然栽培専門の個人宅配「ハーモニック・トラスト」も手がけている。
高橋 博
自然栽培全国普及会 会長 千葉県 1978 年から自然栽培に取り組む。
開始から 11 年かけて徐々に自然栽培面積を増やし、現在は全面積で取り組む。自然栽培の理念・原理原則を踏まえた自然をひもとく発想法は、農業の枠を超えたメッセージがある。土づくり・種づくり・人づくりをテーマに活動中。自然栽培を日本はもとより、世界に発信していくために、さまざまな角度から研鑽を行っている。歴史を繰り返さないために、経験をあますところなく語っている。 自然農法成田生産組合理事。3町歩で人参、大根、サツマイモ、ピーマンをつくる。自家採種30品目以上に取り組む。
道法 正徳
自然栽培全国普及会 中国四国ブロック長。大学卒業後、JA広島果実連合会にて果樹の農業技術指導にあたる。一般的な方法では切ってしまう立枝(徒長枝)を残すという常識の逆をいく剪定方法を発見。最終的に高品質かつ毎年結果する営農可能な無農薬無肥料自然栽培の果樹栽培に辿り着く。植物は「枝を上に向けることで元気になり自分で根っこをつくる。土の環境を整える前に、まず元気な枝作り。木が元気になると自然に農薬や肥料を減らすことができ、最終的に自然栽培にたどり着く」という論法。多品種の果樹栽培の指導に、自然栽培農家だけに止まらず、慣行栽培農家、有機栽培農家、JAなど全国に足を運んでいる。
石綿 敏久
自然栽培を1984年より実施。自然農法小田原普及会会長。小田原有機農法研究会会長。小田原有機の里づくり協議会 副代表理事
自然栽培を志して取り組んでいるが、普及を考えて環境保全型農業や有機農法とも積極的に交流している。お茶工場で働いていたときに自然栽培のお茶の味に感動して自然栽培をスタート。みかん、キウイフルーツを栽培する。ヘアリーベッチの果樹園への地域普及による除草剤使用の低減、学校給食への参入、小学校の授業で稲作指導を1997年から継続。新規就農希望者への実習指導も進め、里山の再生に向け活動も進めてきた。2008年に久野地区が『里地里山保全等地域』に県内で初めて認定された。自然栽培をみんながやる当たり前の農業にするのが目標。

 
 スケジュールと目的
※会員価格とは自然栽培全国普及会会員様、個人宅配「ハーモニック・トラスト」会員様のことです。
 Disc.No タイトル  一般価格 
商品価格(税込)
会員価格※
商品価格(税込)
5枚組セット
       Disc.1から5をセット特別価格にてお届け!
  自然栽培の理念、原理原則から果樹栽培技術までを網羅して知ることができる。
15,000 12,000
Disc.1
       自然栽培の意義と取り巻く現状
  講師 河名 秀郎
4,200 3,300
Disc.2
       自然栽培の理念・原理原則・技術と歴史
  講師 高橋 博
 4,200  3,300
Disc.3
       植物ホルモンを生かした自然栽培とは(講義編)
  講師 道法 正徳
 4,200  3,300
Disc.4
       植物ホルモンを生かした自然栽培とは(ほ場実践編)
  講師 道法 正徳

       かいよう病が伝染しなかった健全なキウイづくり(ほ場解説)
  講師 石綿 敏久

       自然栽培ほ場での土壌調査
  解説 瀧澤 憲治
   
 4,200  3,300
Disc.5 特典映像
       暮らし手、小学生向けだからこそおもしろくて分かりやすい自然栽培講義
  講師 石綿 敏久

       自然栽培基準について
  解説 田辺 寛雄
      
5枚セット組
購入者のみ
特典画像
5枚セット組
購入者のみ
特典画像

Disc.1 からDisc.4 の個別ご注文は、
送料 全国一律 540円・代引手数料 324円が上記とは別途、派生します。
5枚組セットは送料・代引手数料は当社負担とさせていただきます。送料・代引手数料0円です。

5枚組セットのうち、Disc.5は特典映像として5枚組セットご購入の方に進呈させていただきます!
また、5枚組セットはセット割引にて割安となっており、送料・代引手数料もサービスさせていただきます。

もちろんばら売りもさせていただきますが、許されるならばセミナーの構成上もセットでご購入いただくことをおすすめいたします。
スケジュールと目的

Disc.5 特典映像
「暮らして、小学生向けだからこそ、おもしろくて分かりやすい自然栽培講義」

食べる人や小学生にこそ、伝えたい!
里山の再生、学校給食、小学校での稲作授業など地域の活動にも積極的にかかわる石綿氏のわかりやすいお話です。自然栽培ならではの映像を見ることができます。

田んぼに返ってくる生き物たち。
自然栽培のキウイフルーツが「かいよう病」という病気に感染しなかったお話や
自然栽培の田んぼは雪解けが早いわけについて映像とわかりやすい口調でのお話が中心です。
目で見てパッとわかる、おもしろい内容になっています。

今回は、こちらの講義と自然栽培基準についての解説を合わせて、
5枚組セットでご購入の方にもれなくお届けいたします!




今回の講師陣の経験は、
まさに目からウロコの、かつての常識とはかけ離れた取り組みです。

しかし、結果作物が元気に育っているということは
植物や自然の摂理にとっては、当たり前のことともいえます。

ただし、リスクがあります。
ただ、農薬・肥料を使わないで誰でもできるかといえば、そうではありません。
   
一か所での技術を全国で応用しても失敗する場合もあります。
農家が自ら判断し、自らの地域・作物・土で応用する力をつける必要があるのです。そもそも農家が持っていた能力だと高橋氏が語ります。
その根本となる自然規範、自然尊重、自然順応について共有すべく自然栽培全国普及会という会を立ち上げ、自然栽培の生産者、消費者、流通業者が一体となってこの農業を普及すべく取り組んできました。

活動の一環として、今回、自然栽培全国普及会、関東ブロック大会が開催されました。その講義DVDをご要望を受けて、みなさまに提供させていただくことになりました。

農家が農家としての尊厳を取り戻し、食の上流で自然と一体となり調和する職業の本来の意義を再確認していただく一助となればと存じます。

そして冒頭でお伝えしたように、これからの地球、自然、食、こどもたちのことを大切に感じ、自らの生き方を選択しようとする多くの方々にも、ご覧になっていただければと感じています。

生産現場を知ることで、生まれるところから、食べてつながれていくところまで、
いのちのつながりを確認できることは何にも替えがたいものがあります。

あるべき農業を求める最先端の現場をぜひDVDでご覧いただければ幸いです!

 DVDを購入された方からのコメント
 
 スケジュールと目的
■お申し込み方法       
下記お申込フォームより必要事項をご記入の上、お申込ください。

■申込 締切期日 / お届け方法 / お支払方法 /
  ハーモニック・トラスト
会員様
自然栽培全国普及会
会員様 
一般のお客様
申込 締切期日 10月21日(水) 17時
お届け方法 11月1日(日)
※北海道・九州・沖縄・離島などの遠隔地の方は、翌日以降のお届けとなります。
お支払方法 ヤマト運輸 コレクトサービス
ヤマト運輸のドライバーさんにお支払いただきます
納品業者様 ヤマト運輸

■DVDの互換性について
記録型DVDの中でも普及率と互換性が高い形式にて作成いたしますが、プレイヤーの発売時期やディスクとの相性によっては再生できない場合も稀にあります。いくつかのプレイヤーをお試しください。万が一、いくつかのプレイヤーで再生できない場合は、お問い合わせください。代品をお送りさせていただきます。またそれでも再生できない場合、返金させていただきます。返金金額、保証金額は商品代金を上限とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

■キャンセル規定       
今回は受注製造となりますので、申込期日 (10月21日 17時) 以降のキャンセルはお受けできません。
あらかじめご了承ください。

■申込先 自然栽培全国普及会 事務局 潟iチュラル・ハーモニー  
@メール fukyu-kai@naturalharmony.co.jp
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